NEWSお知らせ
2025.03.26 / ニュース
ヒサカキが花盛りです!
ビジターセンターの駐車場で車から降りると、その日の風向きにもよりますが、一瞬「どこかでガス漏れか?」と思うような匂いを感じることがあります。
匂いの正体はヒサカキの花。
神事や仏事の際によく供えられるのでご存じの方も多いと思いますが、ビジターセンターから休暇村五色台へ向かう車道沿いにたくさん自生しており、春の初めの今頃が開花時期。枝の下側に小さな花をびっしり付けて匂いを放っているのです。
ヒサカキという名前の由来には諸説ありますが、代表的な二つの説を紹介します。
ひとつは神事に使われるサカキ(榊)に似てるけど別物だよという意味で「非榊(ヒサカキ)」と呼ばれるようになったという説。
もうひとつはサカキより小さくて可愛らしいので「姫サカキ」と呼ばれていたのが短縮されてヒサカキになったという説。
さて、あなたはどちらの説を支持しますか?
ヒサカキは雌雄異株(雄花と雌花はそれぞれ別の株に付く)で、小さな花を拡大して見ると雄花と雌花の違いがよくわかります。
ビジターセンターのスタッフと一緒にヒサカキの花を観察しながら、森歩きを楽しんでみませんか?
ヒサカキの雄花
ヒサカキの雌花
花の色は白、ピンク、紅色がかったもの・・・と、いろいろです